Column

#6


by marcy B  

 

日本人初は2匹目のドジョウか?

日本人初のNBA選手誕生で、またまた日本人パワー爆発か! 
フェニックス・サンズのレギュラー枠12人に挑戦中の田臥勇太選手。
最近は、アサヒスーパードライのCMに登場するなど、
一躍、注目の的になっている。
昨シーズンは、惜しいところで涙を飲み、
マイナーリーグでプレーを続けていた。
そんな直向(ひたむ)きな姿がスポーツ番組などでよく取り上げられていた。
あのお騒がせ男、デニス・ロドマンと同じチームになったのも幸いしてか、
日本のマスコミもこぞって紹介していたのでご存じの方も多いはず。
その田臥選手に今シーズン開幕を前に、
サンズからオファーがきたのだから大したものだ。
日本人として 頑張ってほしい反面、
スーパースター、マイケル・ジョーダンなき後、
活性化を図りたいNBAが、新たなマーケットを求めて
中国人初としてヤオ・ミン
(Yao Ming/アップル・コンピュータのPowerBookのCMに出演していた巨人 )選手を、
鳴り物入りでヒューストン・ロケッツに入団させ、
急成長を続ける中国にNBAブームを起こしたのは周知の事実だ。
もちろん、人気、実力共にあっての話しだが
(レイカーズのシャキール・オニールとのマッチアップなどは見応え十分、大変面白かった)、
ビジネスの渦の中で2匹目のドジョウという穿(うが)った見方をするのは
少々性格が悪いか。

(08/10/2004)


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