Column

#54


by marcy B  

 

不都合な真実

コラムの更新が止まってから
すでに4ヵ月近く経ってしまった。
その間、一生懸命働いていたと思っていただきたい。
事実、突っ走っていたが、
相変わらず石川啄木「一握の砂」状態は変わらず・・・

東京は、この冬暖かく、
初雪が降る前に春一番が吹いた。
暖冬。
と、ひと言で済ませていないだろうか。
せいぜい異常気象止まりで、
地球温暖化というグローバルな危機感がない。
まさに「不都合な真実」がそこにある。

なんて偉そうなことはいえないけど。
ただ、世界的な温暖化を防ぐために
一体、我々庶民に何ができるのだろう?

ゴミを減らし、リサイクルできるものはする。
わが家、事務所ではできるだけの分別はしている。
それだけでどれだけの効果があるのだろうか?

節電、節ガス、節水、
省エネルギー、車はハイブリッドに、
屋根には太陽電池システムを、
庭には風力発電装置を、
携帯電話の充電は災害時用の手動発電機で
おなら、ゲップはしない、
二酸化炭素を出さないよう息をしない・・・

先日、妻と息子と3人で自宅に帰るときの話し。
異常気象、暖冬、地球温暖化とはいえ、
風も強くとても寒かった。
歩いていると自然と鼻の奥から
冷たい液体がじわじわと、
タラー・・・
思わず深呼吸して流出を防いだ。

「うわっ、鼻かみてー」
というと妻がいきなり
「突然、何いってんのよ!」
「えっ?」
「急に何バカなこといって」
「???」
「裸見てーっていたじゃない」
「・・・・」
たしかに裸は見たいのも真実かもしれない、
否定はしない
でも、それでもボクはいっていない?

(2/23/2007)


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