Column

#42


by marcy B  

 

祝日本シリーズ制覇
千葉ロッテ・マリーンズ


いやーっ、遂にやりました。

日本シリーズ優勝

31年ぶり

しかも4連勝!

さすがボビー!!

よっ、日本一!!!

前々回の最後にリーグ優勝は当然、
目指すのは日本シリーズ優勝と書いたが、
実は優勝してホッとしている。

これまで何度も訊かれた質問
「なんでロッテファンなの?」
今回は優勝記念としてその理由を書くことにする。

マリーンズの大本(おおもと)は
1949年に創立された毎日オリオンズ。
1950年、プロ野球が2リーグ制になって、
最初の日本シリーズを制したのは
実はオリオンズだった。

まあ、そうした話しはおいといて、
1962年に南千住に東京スタジアムが建設され、
フランチャイズを移した。
当時、大毎オリオンズだったが、
移転を機に東京オリオンズに変更し、
さらにロッテがスポンサーとなり
ロッテ・オリオンズとなっ た。

子ども頃、スタジアムのある南千住とは常磐線で
3駅目と近い亀有(現千代田線)に住んでいた。
父親が最初にプロ野球を観に連れて行ってくれたのが
その東京スタジアムでのロッテ対阪急戦だった。
以来、1972年に東京スタジアムは閉鎖されるまで
友達と何度かゲームを観に行ったが、
実は当時の外野席は子どもは無料だった。
しかも、入り口ではロッテのガムを1枚配っていた。
まあ、ガムがほしくて行ってたわけではないが
子どもの頃から無料とかサービスには弱いようだ。

しかし、成長するにつれ日本のプロ野球に興味を失い、
メジャーリーグ(MLB)とフットボール(NFL)などに没頭していった。

で、ここからが本題。
1995年に父親が亡くなったとき、
なぜか東京スタジアムに連れて行ってもらった記憶が蘇った。
父親に手を引かれ、ゆっくり階段を上がり、
スタンドに立ったとき
眩しいくらいのカクテルライトと、
その光に照らされてきれいに輝いていた外野の芝生の緑が
今でも鮮明に心に焼き付いている。
超私的なフィールド・オブ・ドリームス。
父親を亡くしたセンチメンタルな気持ちが
それを思い出させたのだろうが
迷い無くロッテのファンに戻った。
即、ファンクラブに入会。

もうひとつの理由として
フランチャイズが千葉マリーンスタジアムに移転してから
ファンが応援にラッパや太鼓を使わない
メジャーぽいところも気に入った。

26番目の選手

以前、東京ドームに日ハム戦を観に行ったとき、
レフトスタンドを埋めたロッテのファンが
ラッパ、太鼓の日ハム応援団を凌ぎ
大声援がドームを揺るがしたのを覚えている。
どっちの本拠地なんだと笑ってしまった。

ロッテ、万歳!

ロッテファン、万歳!

(27/10/2005)


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