Column

#36


by marcy B  

 

ラストクォーター

NFLが開幕した。
その一方で、ジェリー・ライスが引退した。
まだいたのかというのが本音だが、
42歳になるまで、NFLで20年間よく頑張ったと思う。

サンフランシスコ49ers時代、
QBジョー・モンタナとの
パス・コネクションは本当に素晴らしかった。

モンタナ・マジックと呼ばれ、
6点差で迎えた
ラストクオーター、
残り時間2分、
自陣20ヤードからの攻撃、
1st Down 10
ハラハラするシチュエーションを
いとも簡単に逆転タッチダウンをやってのけた。

別に49ersはひいきのチームではなかったが、
モンタナとライスのパスプレイには
何度も痺れさせられた。

モンタナ・マジックとはいうが
ライスという種があったからこそ、
大仕掛けの手品ができたのだと思う。
厳しいWカバーをかわして、
パスキャッチする。
38個ものNFL記録を持っている
名WR、ジェリー・ライス。
惜しみない拍手を贈りたい。

そういえば、3Aのシーズン終了で
野茂選手も今シーズンは終わってしまった。
メジャーに戻れると思っていたのだが、
やはりあの状態では、ムリだったか。
正直、観るのが辛かった。

ただ、これまで何度もマイナーに落ちては這い上がってきたので、
来シーズン、再びメジャーのマウンドに戻ってくると信じている。

わがロッテ・マリーンズは、相変わらずソフトバンクに追いつけず、
2位でプレイオフを迎えそうだ。
ジョニー黒木も戻ってきたのでチーム内の雰囲気は良いのだが、
当の黒木がピリッとしない。
ジョニー、ずっと長い間待ってたんだぞ、
あんたの右腕で優勝をもぎ取ってくれ!
それがこれまで待ったファンへの礼儀だと思う。


(15/9/2005)


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