column#26

by marcy B 　

エンタのガキ様

この週末、山口の下松から友人と
その息子（小学校４年生10歳）が東京へ遊びにきたので、
一緒にディズニーシーへ行った。
その車中での10歳の子どもとの会話。

「東京だと芸能人に会うことある？」と質問された。
「まあ、たまに見かけるよ。ただ、仕事で普通の人よりかは多く会ってるかな」と答えた。
「じゃあ、陣内は？」
「陣内･･･、陣内孝則？」
「ちがうよ、陣内智則」
「って、お笑いかい！」
小学生に妙なツッコミ、なぜか陣内智則調。

「陣内智則はないな」
「じゃあ、ヒロシは？」
「それもお笑いじゃん」
ガキのくせして二度もボケるな！

「波田陽区は？」
「みんな『エンタの神様』に出てるやつらじゃん」
ボケてるのかと思ったら、真剣に聞いていたらしい。
「青木さやかは？　ドランクドラゴンの塚地は？　友近は？　魔邪は？」
お前は日テレの番宣かぁ!!　カンニング・竹山調。

まあ、子どものことですから、気を取り直して、
「はなわの歌、伝説のガッツ石松ならインタビューしたことあるよ。ガッツ、ガッツ、ビバガッツの･･･」
「あっそう」
って、ネタにされる側はどうでもいいのかよ･･･、残念！

漫才コンビ、そういえば身近な存在を忘れていた。
「パックン・マックンならマネージャーが友達で、よく家に遊びに来るよ」
「パックン・マックン？　知らん」
まあ、『エンタの神様』には出てないか･･･切腹!!

パックンこと、パトリック・ハーランは、
NHKの『英語でしゃべらナイト』に出ているので、
視聴料払わなくてもいいから、少しは勉強のために観なさい。

とはいえ、小学生にまでお笑いが浸透し、
また漫才ブームが起こっていることを強く感じた。
小学生からみた芸能人って、お笑いタレントなのだろうか？
全国2000人の小学生にアンケートを行えばトリビアの種になる？
「小学生からみた芸能人とは、お笑いタレントのこと。ヘェ、ヘェ、ヘェ」
って、自分もかなりテレビに毒されている･･･。
一分咲き！

（28/03/2005)

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