Column

#2


by marcy B  

 

男女差別

最近、男女差別をよく感じる。
スタッフの女性陣とランチに行くと、
3軒に1軒は「女性のみデザートがサービスで付きます」とか
「女性だけのサービスなので、男性の方は申し訳ないのですが・・・」
と言われる。
女性客割引サービスとか、極めつけは「レディス・ランチ」だ。
男は注文できないという。
まあ、こうしたサービスはいまに始まった訳ではないが、
その都度、「へえっ、いいなぁ」とひとりぼやきながら
「男女雇用均等法が施行された現在、これは明らかに逆差別だ」と騒いでいる。
これまで私は「女性にもぶん殴られる権利がある」と20年近く主張してきた。
別に女性を虐待しろと言っているのではない。
あくまでも何事においても平等ということを言いたいのだ。
つまり「女性にも男性をぶん殴る権利が当然ある」ということだ。
まあ、ランチタイムのようなサービスは差別というより、
いわゆる他店との差別化を図る手段、
飲食店経営としては当然の顧客サービスであり、繁盛店への策略でもある。
スチュワーデスもいまはフライト・アテンダントだし、
看護婦さんは看護士、保母さんは保育士になっている。
先のオリンピックを見ても、女性陣の活躍は男性以上ではないか。
しかし、いまだ大相撲の土俵には女性は上がれない。
悲しいかな差別はまだまだ日本の社会に蔓延(はびこ) っている。

(04/10/2004)


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