#11
by marcy B
このところパソコンのソフト、
日本語入力システムのATOKと
ワープロソフトのEGWORDのバージョンアップが相次いだ。
物書きの稼業なので、この手のソフトはその都度アップしているのだが、
どれだけ中身が変わったのかよくわからない。
もちろん、その都度、こんなに使いやすくなりましたという謳(うた) い文句はあるのだが、
その分、文章力がアップするわけではないし、
余分な機能ばかり増えてハードディスクの容量をくうだけで、
なんだか無駄のような気がする(ハードディスクメーカーと結託しているんじゃないの!?)。
ソフトメーカーからすればバージョンアップという名の、
年会費徴収のような気がする。
とはいえ、バージョンアップしないと
ひとり取り残されたような錯覚をしてしまうのも因果な稼業のせいなのだろうか、
それとも私だけか・・・。
たしかに使用しているマックOSをX(10.3)に変更したので、
それに最適化するために必要は必要なのだ。
考えてみればOSのバージョンも日々進化するのはわかるが、
文字入力するタイピングの速度は限界があるし、
ほとんど瞬時に文字変換しているので、
これ以上なにを望むのか・・・。
パソコンではなく、ただのワープロだった頃から比べ、
どれだけ変化したのだろう。
もちろんこれは文章を書く、ワープロ機能のみを考えた場合の話しだ。
学習機能がアップしているとはいえ、
これだけバージョンアップを繰り返している割には、
相変わらず誤変換は多い。
ご返還して楽しませてくれているのは、
ソフト会社のせめてもの粋な計らいなのだろうか?
(2004/10/22)
*1 寸進尺退(すんしんせきたい) 得ることが少なく、失うところが多いことのたとえ。
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